さらに進化する日本野球界 球速の世界
かつては剛速球は外国人投手の十八番でした。160㎞/hを超える直球は見るものを驚かせ、海の向こうから来た最終兵器に胸を躍らせていました。近年ですと、巨人のマシソン投手がその系統にあたるでしょう。
しかし、日本人投手も負けてはいません。160km/hの直球を放る投手も増えてきました。今となっては二刀流で知られる日本の星、大谷翔平選手は2016年に160km/h台を連発しました。163km/hがかつて日本球界最速だったのに、ポストシーズンには165km/hのストレートを投げました。
他にも藤浪晋太郎投手、かつての由規投手など160km/hの球速を誇る投手は少なからず台頭しています。日本球界の投手の球速は全体として上がってきています。それまでは150km/hの速球を放れれば抑え投手、それも屈指の剛速球投手として名を馳せたものですが、近年は150km/hを投げる先発投手が増えています。球界全体の球速が上昇するのに合わせて野球の在り方が変わってきています。変化球でただ躱すのはもう通用しないことが近年の投手が証明しています。
打者も投手も、最新の野球に対応し、次のテクニックで成績を残していくのでしょう。
大手のブックメーカーのメニューなら、シーズン前にどの投手が最速球を投げるかのメニューがありますので、注目してみてください。